Hidekiのブログ

生活役立ち情報を発信する雑記ブログです。

夏休みの息子との会話

次男に夏休みの宿題を教えていたときのこと。ふと次男がこんなことを聞いてきました。
--
次男:なんで夏休みに宿題なんか出すの?休みなんだから休むためにあるんじゃないの?
私:休むことは大事だけど、ボーッと休んでいるだけじゃ馬鹿になるから少しは勉強をして頭を使わせるために宿題が出るんだよ。
次男:なんで勉強なんかする必要があるの?
私:勉強は、世の中の仕事をするための基礎になるから。君が今住んでいる家も、小学校で算数や国語を勉強した人が、その後も難しい勉強を続けて、ようやく設計して作ることができるものだよ。
次男:じゃあ大人は子供に勉強を教えてなんの得があるの? そもそもなんで子供なんか育てるの? 大人は苦労するだけで意味ないじゃん? 子供をいじめたいの?
私: 違うよ(笑) 大人も子供を教えるのに真剣だから恐い顔で叱ったりするんだよ。
なんで育てるかっていうと、人間は一人では生きていけないからだよ。大人だって、他の大人から助けられて生きている。そして大人は皆、全員、昔子供だったときに、自分の親や先生たちに勉強を教わったりご飯や家を用意して育ててもらった。だから、その恩返しを今度は次の子供達にしてあげているんだよ。自分の子供がいない人達も国に税金を払って、国がそのお金で学校を作ったり、先生に給料を払ったりしているんだ。
それに、大人も子供に教えることで新しい発見があったり、大人自身の成長にもつながっているんだよ。そうやって人類は助けあって、お互いを成長させながら文明を築いてきたんだ。
次男:ふーん。ずっと昔の、ひいひいひいおじいちゃん達のときから続いてきたのかあ。なるほど。。じゃあ、(宿題)やるか。。
ーー
夏休みに、普段考えることもなかったことを聞かれてハッとさせられた経験でした。